最新情報・レポート
鍵のトラブル税込8800円~最適な鍵屋が見つかる|カギ屋カギ業者ナビのコラム記事ページです
ドアノブもぎ取り、こじ開けにご注意ください
空き巣などが無理やり室内に侵入するために使用する手口は様々です。電動ドリルを鍵穴から差し込んで、内部を破壊して開錠を行うドリリング。鍵穴に特殊な工具を差し込んで開錠を行うピッキング、バンピング。
しかし、それ以外にもより荒っぽい手口が存在するのをご存知でしょうか?ドアノブのもぎ取り、ドアのこじ開けです。
ドアノブもぎ取りは、主に円筒錠やインテグラル錠のドアに対して行われます。これらの鍵は、ドアノブと錠前が一体になっているもので、防犯性能が低い事が問題となっています。その理由が、もぎ取りやこじ開けに弱いという構造上も理由からです。
ドアノブをもぎ取ると、錠前も一緒に破壊できる上、比較的強度が低いので簡単にもぎ取れるのです。
また、こじ開けに付いても、特に円筒錠はラッチボルトのみで施錠を行いますので、強度的に弱く、こじ開けのターゲットになる事も多いようです。
インテグラル錠については、円筒錠と異なりラッチボルトに加えてデットボルトがあるので、こじ開けには若干強くなりますが、やはりドアノブのもぎ取りに弱いのは、円筒錠と共通の弱点です。
円筒錠やインテグラル錠は、基本的に室内用の簡易的な鍵ですので、外に直接通じるドアに使用するのは防犯上危険です。
早めに鍵交換を行い、通常のシリンダー錠を取り付けられるか、あるいはドア交換を行うことをオススメします。
このページの内容がお役に立てましたら、下の星ボタンからご評価ください。
- < 次の記事へ「カギを無くした時の対処法」
- 前の記事へ「イタズラ目的で鍵飛ばし」>