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鍵のトラブル税込8800円~最適な鍵屋が見つかる|カギ屋カギ業者ナビのコラム記事ページです
鍵が抜けない原因とすぐできる5つの対処法!NG行動は?

忙しい朝、準備が終わり家を出ようとしたそのとき「鍵が抜けない!」という経験をして困ったことはありませんか。そんなときは、これから紹介する5つの方法を試してください。正しい対処方法を知っていることで困った状況を速やかに解決することができます。
もし問題が解決できない場合や悪化してしまった場合は、無理をせず業者に依頼することも視野に入れておきましょう。
鍵が抜けない!今すぐできる5つの対処法
急いでいるときに鍵が抜けない事態に陥ると、より焦ってしまいますよね。まずは深呼吸して、こちらで紹介する対処法を試してみてください。
<1>小刻みに動かしながら抜く
最初に試して欲しい方法は、優しい力で少しずつ動かしながら鍵の抜けるポイントを探すことです。長年使っている鍵は劣化し、鍵穴に引っかかって抜けなくなってしまうことがあります。そんなときはこの方法を試すと、簡単に抜けることがあります。
<2>エアダスターや掃除機でゴミを吸い取る
次は、鍵穴のゴミを掃除機などで吸い取る方法です。鍵が抜けない原因の1つとして、鍵穴にゴミが詰まっている場合があります。この場合は、掃除機のノズルを鍵穴にあて、ゴミを吸い取ることで解決することができます。また、エアダスターや自転車の空気入れでも代用が可能です。
<3>鍵専用の潤滑油を使用する
次は、鍵専用の潤滑油を使用する方法です。鍵穴には鍵との摩擦を減らし、抜き差しをスムーズにするために潤滑油が入っています。この潤滑油が減少すると鍵の抜き差しがスムーズにいかなくなってくるので、鍵穴の中のゴミを吸引しきれいにした後に、鍵専用の潤滑油を注入してあげましょう。
<4>小さなブラシで溝をこする
鍵が抜けた後は、今後同じことが起こらないようにメンテナンスをしてあげるとよいです。小さいブラシを使い鍵の溝についたゴミを落として、きれいにしておきましょう。複雑な形状のディンプルキーの場合は汚れが溜まりやすいので、入念にブラッシングしましょう。
<5>鉛筆を使う
もう1つのメンテナンスは、鉛筆の芯を鍵の溝に塗り込む方法です。鍵の溝を鉛筆の芯でなぞったらその鍵を鍵穴に入れ、抜き差しを繰り返します。こうすることで鍵の抜き差しがスムーズになります。
その理由は、鉛筆の芯に含まれる黒鉛にあるのです。黒鉛には、潤滑特性があり、これは鍵穴用の潤滑剤にも含まれているものになります。また、黒鉛の量が多いものほど高い潤滑効果が期待できるので、Bや2Bなどの濃い鉛筆を使うことがオススメです。
これだけはやらないで!悪化させてしまうNG行動

「鍵が抜けない」「鍵が回らない」といった事態が起こったとき、その場で思いついた方法を試してしまう方も少なくありません。しかし、鍵が抜けないときについやってしまいがちな行動が、裏目に出てしまうことがあります。ここでは、やってはいけないNG行動をご紹介していきます。
力任せに無理矢理回す
急いで家を出るときなどに「鍵が抜けない」「鍵が回らない」ということが起こると、つい力任せに回してしまうということがあると思います。しかし無理やり鍵を回すと、鍵が曲ってしまったり、鍵穴の中で鍵が折れて抜けなくなったりしてしまいます。
またその場では抜けたとしても、鍵穴の中が傷ついてしまうと、のちに鍵のトラブルが起きて修理や交換が必要になってしまうおそれがあります。
鍵穴に食用油を入れる
鍵穴専用の潤滑剤の代わりに、家にある食用油を鍵穴に入れる方もいます。この方法は油にホコリがついて鍵穴の中で固まってしまい、動作不良を起こしてしまうのでやめましょう。また、鍵穴専用の潤滑剤は油分を含まないものですので、食用油とは別物になります。
針金を鍵穴に入れていじる
鍵が動かないときに、身近な細いものを使ってガチャガチャしてしまうことがありますが、この方法もやめましょう。鍵穴の内部は金属でできていますが、精密機械のように緻密(ちみつ)な構造になっているため、頑丈ではありません。また、針金によってできた小さな傷が原因で、シリンダーが使えなくなってしまうこともあるのです。
もしやってしまったら……?
削れてしまったり曲がってしまったりした鍵は、自分では修理できません。さらに、その鍵を使い続けることはさらなる鍵トラブルの原因にもなります。
また、油などを入れてしまった鍵穴をそのままにしておくと、鍵穴の中でホコリがつきシリンダーの動作不良を起こすことがあります。そうなってしまった場合、シリンダーのクリーニングが必要です。鍵本体を分解しなければならず、専門的な知識と技術が必要になるため、自分では修理できません。
もし上記のことをやってしまったら無理をせず業者に相談しましょう。
鍵が抜けない原因を探してみよう!
対処法がわかったところで、次は鍵が抜けない原因を詳しくみていきましょう。
原因1:鍵が変形している
鍵を長年使っていると、鍵穴との摩擦などにより鍵が劣化していきます。この劣化が原因となり、鍵が抜けなくなってしまうというトラブルが起こります。また、鍵を使用しているときに誤って力を加えてしまうと、鍵穴に差さったまま鍵が変形し、抜けなくなってしまうこともあります。
原因2:鍵穴にゴミや汚れがつまっている
鍵を使っていると、鍵穴にチリやホコリといったゴミが溜まってきます。そして、そのゴミが鍵の抜けない原因となることがあります。鍵穴を塞ぐような大きなゴミではなくても、鍵穴の不具合を起こす原因になるのです。また、高い防犯性能をもつディンプルキーは複雑な構造になっているため、異物が原因の不具合が起きる可能性が高いです。
原因3:鍵穴の潤滑油が少ない
鍵穴には鍵の抜き差しをスムーズにするために、潤滑剤が入っています。しかし、これは鍵を使用するごとに減少していきます。この潤滑剤が不足していることが原因で、不具合が起こる場合があるのです。
潤滑剤が不足している状態になると鍵と鍵穴の摩擦力が高まり、その分鍵にも大きな負担がかかってしまいます。結果、鍵が抜けづらくなってしまうのです。
原因4:鍵穴自体が故障している
鍵自体が故障しているということも考えられます。鍵は、対応している鍵穴と噛み合ったときに動作するものです。つまり、鍵に劣化や変形といった不具合が見られない場合は、鍵自体が故障している可能性があります。
「鍵を抜くときに妙な引っかかりを感じる」「鍵は回せるが抜くことができない」などの不具合がある場合は、鍵自体の故障が原因かもしれません。
鍵自体が故障している場合は、シリンダーの修理や交換が必要になることが多いので、業者への相談をオススメします。
どうしても鍵が抜けないときはプロへの依頼が安心!

上記の対処法を試し、原因もおよそ把握できたものの、それでも抜けない頑固な鍵が相手の場合は、無理に自分で抜こうとするのではなくプロの業者に相談しましょう。
そうは言っても日常的に起こることではないので、どこの業者がよいのかがわからず、不安だという方もいると思います。そこでここからは、安心できる業者選びのコツをご紹介していきます。
鍵の業者はどこに依頼をすればいい?
業者を選ぶ際には、これから紹介することを参考にしてみてください。
・料金設定鍵業界には定価というものがなく、業者により料金が異なります。よって、ホームページなどの広告に料金の設定や部品費、施工費などを記載している業者が安心です。
また、最終的な料金の確定は現場での見積りで決まりますので、なるべく見積り料・出張料金などが無料の業者を選ぶとよいでしょう。そうすれば見積り料金に納得できない場合、その時点で断っても、余計な費用がかからないからです。
・到着時間早く家を出たいのに鍵が抜けないなどといったトラブルは、緊急を要しますよね。こういったときは少しでも早く業者に来てもらいたいところです。その点で全国に店舗展開している業者が安心です。
・保証があるか業者を選ぶときは、事前にアフターサービスなどの保証の有無や、保証の内容をチェックしておきましょう。なぜなら、業者も作業ミスをすることがあるからです。ミスがあったときにも確実に対応してもらえる業者を選ぶとよいでしょう。
・実績があるか鍵業者を比較する際に最も確認したいのが実績です。鍵業者として大切なのは、現場経験をどれだけこなし、たしかな技術を身につけているかということです。多くの実績がある業者は技術レベルも相応に高いので、信頼できるといえるでしょう。
・受付の対応業者を調べたら、よさそうなところに電話しましょう。この電話対応から業者の雰囲気を知ることができます。このときに、対応に納得がいかない場合は他の業者に依頼したほうがよいかもしれません。また、作業依頼の最終的な決定は現場に来た業者で判断しましょう。
鍵のトラブルはいつでも起こる可能性があります。そのため、自宅マンションや自宅アパートの管理会社に連絡がつかないといったこともあるかもしれません。そういったときは、24時間受付対応可能な鍵業者に連絡しましょう。
修理や交換も視野に入れよう!
鍵のトラブルを解決する際、原因によっては鍵自体の修理や交換が必要になるケースがあります。現場に駆けつけた業者と相談し納得できる方法で解決していきましょう。
まとめ
早く家を出なければならない状況で鍵が抜けない事態が発生したら、当然焦りますよね。しかし、落ち着いて対処することで意外と簡単に解決することもあるのです。そして、逆に焦って行動してしまったがために、裏目に出てしまうこともあるので注意しましょう。
また、対処の方法はトラブルの原因に応じて異なります。原因を把握し適切な対処をしていきましょう。しかし、プロでなくては対処できないトラブルが発生することもあります。自力で解決できない場合は無理をせず業者に相談することをオススメします。
相談する業者を選ぶ際にも注意が必要です。料金設定やサービス内容、保証や対応の良し悪しを比較し、納得のできる業者に作業を依頼しましょう。また、場合によっては鍵の修理・交換が必要になることもあるので、作業を依頼する際は念頭に置いておきましょう。
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